- 林 高宏
- 林高宏税理士事務所
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対象:税金
ロータリークラブやライオンズクラブ
こういったものは、お金持ちがなるべきもので、私には全く関係ないと思っていた。
先日、監事を務める組合の総会に出席した。
滞りなく会は進み、懇親会になった。
鹿児島中央駅前にできたソラリアホテル。
出てきた料理は豪勢なものばかりだった。
日本酒も出てきた。
鹿児島県は、日本で唯一日本酒を造らない県である。
大阪国税局酒税課に席を置いたことのある私は、
これは、通常免許ではなく、試験免許ではないかと思った。
その日本酒だが、甘くて飲みやすかった。
日本酒には苦い経験がある。
もともと私は、酒があまり飲めない。
せいぜいビール1本くらいが適量だ。
ところが、その職場では、酒を飲むのが仕事だという。
実際、先輩は、真っ赤な顔をして、鼻歌を歌いながら戻ってきた。
国家公務員がこんなことしていいのか、純情な私はそう思った。
話を元に戻そう。
日本酒は、+2~+3が一番飲みやすい。
吟醸ブームが起きたとき、ワイン代わりに飲まれたのがこの日本酒度のもの。
鹿児島産の清酒(添加物が入ったもの、or生産地が日本以外の米を使用したもの)
は+1だった。
甘くて、飲みやすかった。
懇親会も無事終わり、私はタクシーを待っていた。
そこへ理事が通りかかった。
いつもお世話になっている人だ。
「先生、ロータリーの方どうなりました?」
半年以上前、パンフレットをもらったが、その辺に投げ散らかしてある。
「先生の名前で登録しておきました。理事長の承認も受けています」
ちょっと驚いた。
「後は、入会手続きをするだけですので、よろしく」
こういうものは、本人の意思確認が必要なのでは?
と思ったが、反論できる雰囲気ではなかった。
それから、私は2週間の旅に出た。
途中で、電話が入った。
「いつ、お帰りですか?」
「13日の予定ですが・・・」
「じゃあ、12月中に2,3回、会に顔を出して、
正式な入会は来年1月からということにしましょう」
その後、出張から戻ると、その間、事務局から
矢のような催促の電話があったそうだ。
その、ロータリーの最後の例会が明日(ではなく今日)開催される。
クリスマス会ということで、私は家族で参加することにした。
しかし、私がこの世で最も尊敬する弁護士は、
開業35周年パーティーで言っていた。
「35年間、ライオンズにもロータリーにも属さず一人でやってきた」
ひそかに、それを目指そうと思っていただけに、心境は複雑だ。
ただ、一つだけ確かなことがある。
来年から、会費と接待交際費が増加する。
ただでさえ苦しい台所事情。
厳しい舵取りが今後予想される。
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