転職の手帖13:オファー内容を確認し、入社を決断する 1 - 条件交渉・入社判断 - 専門家プロファイル

市村 光之
キャリアリーブス 代表
東京都
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2016年12月02日更新

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転職の手帖13:オファー内容を確認し、入社を決断する 1

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さまざまな困難や不安を抱きつつ転職活動した先に勝ち取るオファーレター(内定通知)は、「やった!」と叫びたくなる嬉しさがあり、転職先が決まった安堵の思いあり、場合によっては本当にこれでよかったかという一抹の不安もあり、単純な一言では表現し切れないものです。これでやっと、転職活動の大きな山を越えることになります。しかし、ここで安心、油断してはいけません。喜び勇んで新しい企業に入社しても、自分が想像していた仕事と違っていた、自分が理解していた就業条件と異なっていた、という結果では後の祭りです。

面接が二次、三次と進み、採用の確度が高まるにつれ、面接の中で入社したらどのような仕事にどんな立場で就くことになるのか、話が徐々に明確になるでしょう。こんな役職で、部下は何人で、年収はこのくらいで、入社日はいつで、など条件面を含め採用企業側から具体的な話が出るかもしれません。その過程で、あなたはあなたなりの理解をし、新しい仕事のイメージを積み重ねていくことでしょう。しかしそれは、あなたの理解でしかありませんし、選考段階での話は、企業側もさまざまな可能性を探る過程での話であり、不確定な情報が含まれているかもしれません。

オファーレター発行前後の企業のやり方は千差万別です。オファーレターは通常は郵送ですが、オファー面談を設けて直接その場で渡し、内容を説明してくださる企業もあります。企業により、オファーまでの面接の過程で具体的な採用条件が説明されることもあれば、オファーレターを受け取って初めて明確に示されることもあります。オファーレターの内容もそれぞれで、外資系企業などは10ページ以上の文書で事細かに記載していることが多いですが、日本企業の場合は、「何月何日付けの入社で、所属部署はどこ、年収いくらで採用します」というような簡潔なワンペーパーのこともあります。まずオファーレターを送り、つまり条件を示して後はキャンディデイトご本人に受けるか辞退するか決めてもらうという姿勢でオファーレターを発行する企業もあれば、事前に口頭ベースで採用条件を詰めて入社の意志確認も済ませ、事実上の入社合意文書として発行する(意志確認ができなければ発行しない)企業もあります。

オファーが提示されたら、まずはご自分の気持ちに素直に喜んでください。でもほんの5分か、10分だけです。次に、嬉しさや安堵の気持ちはグッと抑えて、冷静に気持ちを切り替えて、オファー内容を確認しましょう。主に以下の点です。

  • 役職、所属部署、職務内容
  • 就業条件(特に年収額)
  • 入社日
  • オファー受諾の回答期日

オファーレターの内容にあなた自身の理解と異なることや不明なことがあるときは、先方(この場合は人事の採用担当)に確認し、必要に応じて調整し、オファー内容を修正していただくことになります。オファーレターに明記されていないことで、入社の条件として確認しておきたいことがあるときは、このタイミングで確認してください。人材紹介エージェントを通じての応募であれば、そのエージェントに仲介、調整を依頼します。個人でダイレクトに応募した場合は直接人事に問い合わせます。

次回は、これらの詳細について説明します。

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『キャリアの手帖・36人のケーススタディ』を出版しました

現代的キャリア課題に立ち向かう20代から50代まで、36人の社会人の姿をケーススタディとして描いた本です。キャリア形成や転職はハウツウでは語れません。これまで私は、大学生から60代まで、育った環境、価値観、行動性向が異なり、抱えるキャリア課題もそれぞれ異なる世代と向き合ってきました。その体験を基に、適職を求めての模索、現職でのキャリア形成の迷い、結婚や子育てと仕事の両立、転職活動やリストラの苦悩など、個別のキャリア課題をライフキャリアの視座から俯瞰して、自律的キャリア形成のありかたを浮き彫りにする試みです。詳細は、キャリアリーブスのホームページをご覧ください。

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