- 菅原 茂夫
- 菅原茂夫税理士事務所 代表
- 東京都
- 税理士
対象:税務・確定申告
- 平 仁
- (税理士)
12/16の選挙まであと約2週間
少数政党が乱立する中、民主主義というものが良く分からなくなってきたのです
大きな政党にいた政治家が「党の方針と自分の考え方が合わない」として安易に離党
そんな離合集散の繰り返しの結果、少数政党が乱立
色々な主義・主張があってしかるべきとは思うけど、ここまで来るとよーわからんのです
で、少し考えてみました
民主主義って何だろうかと
民主主義の基本原則は多数決だと思うのです
そりゃ、政治家が何百人もいれば考え方がその数だけあっていい
そして、基本理念を同じくする人が政党としてグループを形成する
で、その政党の中でも全員が100%同じ考えでないので、話し合いで党としての方針を決定する
多数決で決まった結果が自分の考え方と異なる場合であっても、多数決で決まった結果なのだからそれに従う必要がある
それが民主主義なんじゃないかと思っているのです
例えば、みんなも小学生・中学生の時にクラス・学年対抗の合唱コンクールってあったと思う
第1グループは「赤とんぼ」を歌いたい
第2グループは「桃太郎」を歌いたい
としよう
そうなると、どうする?
フツーは学級委員なんかが黒板の前に出て、多数決をとったりするよね?
で、仮に多数決の結果、第1グループが勝ったとする
第2グループは「赤とんぼは歌いたくない、自分たちの考え・希望と異なる」として
合唱コンクール参加を辞退する?
しないよねぇ
不満はあるけれども、クラス全員で決めたことだからそれに従うよねぇ
で、さらに言うと、多数決の結果、第1グループの「赤とんぼ」に決定して本番に向けて毎日練習していく中で、第1グループのリーダー格として指揮者に決まったA君がうまくクラスの皆を統率できなかったとする
そこで、第2グループは「そら見ろ、A君は指揮者の資質に欠けるんだ。曲を決める所からやり直すべきだ」となるだろうか?
また、第1グループの中で「A君についていけない。B君にすべきだ。それができなければ第2グループの桃太郎に投票し直したい」となるだろうか?
ならないよね、フツー
一度決めたことだから、クラス全員でベストの形に持っていけるように協力するよねぇ
今の政治家・政党をこれに当てはめてみると
○○党と××党が選挙して、○○党が勝ったとする
××党は協力するどころか、○○党の提案には何でも反対
それどころか、○○党の中でも、A代表についていけないからB代表にすべし。それができなければ、離党して××党に合流する
こんな感じ
つまり、今の政治家・政党は合唱コンクール以下ってこと
国民の代表なんだから、多数決で決まったことには協力してほしいよねぇ
このコラムに類似したコラム
漫画家さんの諸々 高橋 昌也 - 税理士(2013/04/19 07:00)
税金の知識を学ぶ機会がない 高橋 昌也 - 税理士(2013/04/14 07:00)
「3」という数字の持つパワー 菅原 茂夫 - 税理士(2013/01/29 09:25)
顧問料まとめ 高橋 昌也 - 税理士(2012/07/07 01:00)