- 村岡 由紀子
- 襖design 代表 襖コーディネーター
- 神奈川県
- インテリアコーディネーター
現代の暮らしの中で〈ふすま〉が少なくなっている理由の1つとして、
使っていく間に手垢やシミなどの汚れが目立つということがあげられます。
特に、人の出入りの多い部屋では、気を付けていても徐々に汚れが目立ってきて
しまいます。
だからと言って、ビニルクロスを張るのは何とも味気ないもの。
和紙の特質や風合いをそのまま生かした、撥水加工のふすま紙 があります。
水滴をはじき、汚れも付きにくくつくられています。
〈ふすま〉にしたいけれど、シミや汚れが心配で・・・そのような場所には撥水加工のふすま紙がお勧めです。
また、引手ざわり(引手のまわり)に部分的に使うのも汚れ防止には良いですね。
引手ざわりも形や紙の色を工夫すれば、とても洗練されたデザインになります。
手漉き和紙や柄の入ったお気に入りのふすま紙にも、後から撥水加工を施すことができます。
暮らしの中で和紙を楽しむのは、適材適所、用途にあわせて選ぶことも大切です。
襖design のホームページはこちらです☟
このコラムに類似したコラム
白い世界が作り出すキッチン! 稲垣 史朗 - 店舗インテリアデザイナー(2012/11/09 12:00)
5月の玄関デザイン 齋藤 進一 - 建築家(2022/05/09 12:00)
4月の玄関デザイン 齋藤 進一 - 建築家(2022/04/03 12:00)
JID AWARD2017 NEXTAGE部門賞受賞しました! 今井 大輔 - キッチン・インテリアデザイナー(2017/09/29 11:00)
小さなお店のデザイン 斉藤 克雄 - インテリアデザイナー(2017/09/02 16:31)