東京は北区の住宅密集地での住宅計画です。
いわゆる「ウナギの寝床」と言われる、細長い敷地。
こういった敷地では、光をどう取り入れるかが、ポイント。
オープンスペースで有る、道路側+中庭or吹き抜けの2箇所から、光と風を呼び込む、
手法が定番。
今回は、北側斜線制限を逆手に取り、南側隣地に最大の建物がっ建っても、
壁にならない位置に大きな窓を設け、その窓から、階段+吹き抜けを通して
下の階まで光を導いています。
実は、階段の位置もポイント。
住まいの骨格になる部分で、失敗すると、真っ暗な家になります。
道路からの、視線を防ぎつつ、光を入れる様にルーバーも設けてます。
模型を見た、保育園に通う娘さんは、逆立ちしてるみたい!と言っとりました。
そうそう、細長い家です。
株式会社 小木野貴光アトリエ一級建築士事務所
http://www007.upp.so-net.ne.jp/spiritual/
このコラムの執筆専門家
- 小木野 貴光
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現するため、細やかな「収納計画」、「光と風」を取り入れ、「素材」と「間取り」の工夫で、心地よい住む方らしい家づくりをしています。住宅・デザイナーズ賃貸・クリニック・老人ホーム、東京都の建築設計事務所。
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