「福祉」と「ビジネス」のバランス① - 経営コンサルティング全般 - 専門家プロファイル

寺崎 芳紀
株式会社アースソリューション 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:経営コンサルティング

丹多 弘一
丹多 弘一
(経営コンサルタント)
山本 雅暁
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2016年12月03日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

「福祉」と「ビジネス」のバランス①

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 経営コンサルティング
  3. 経営コンサルティング全般

こんにちは!株式会社アースソリューションの寺崎でございます。

コラムを書くのは久しぶりです。

今回は、「福祉とビジネス」の、考え方のバランスについて、書かせていただきたく思います。

介護保険制度が施行されて、今年で13年目となりました。制度としては課題もありますが、超高齢社会が到来して久しい中、日本は世界のどこよりも、「介護」というものに真剣に向き合っている国であるといっても、過言ではありません。

介護保険制度の根本原理は、「自立支援」と「自己責任」です。

ここでは、「自立支援」については取り上げません。「自己責任」の部分に着目します。

利用者は、サービスを自由に選べる代わりに、自己負担が課されます。1割負担ではありますが、金額の大小の問題ではありません。それ以前に、40歳以上の国民には、否応なしに介護保険料の負担が課されます。私も支払っております。

要は、「権利」と「義務」の両方が課せられるわけです。

では、もともと「福祉」の考え方って、何でしょうか?

私は、義務よりも、権利の方に重点が置かれているような気がするのです。

まだ諸法令等が十分に整備されていないころ、人々の権利は上流階級等によって抑圧されていました。いま思えば、まるで人間扱いされていないのではないかと言える程、ひどい扱いを受けていた人もいます。彼らは、そんな不条理な世の中を変えようと、立ち上がり、時には血を流して権利を勝ち取ったわけであります。

我々は、そういう先達の不断の努力があったからこそ、今を生きていられるのだということを、決して忘れてはいけません。

福祉の勉強をするのに、最初に学ぶことは、「歴史的変遷」です。それなくしては語れないからです。その次に学ぶことは「福祉の理念」ではないでしょうか。

私の理解が間違っていなければ、福祉の理念の中には「慈悲」とか「相手を思いやる気持ち」「利益を求めない考え方」等を謳われていると思います。

もちろん、その考え方が大事ですし、「優しい気持ち」が持てない方に、福祉の仕事をする資格はないと思うほどです。

しかし、ここでいつも考えることが、そのバランスなのです。

私は、福祉系の大学を出られた方ほど、福祉についての勉強をしてきたわけではありません。全くの異業種出身で、もともとは金融マンでした。勤めていた信用組合が破たんし、その次に転じたのはスポーツ用品の営業マンでした。

少なくとも20代までは、自分がまさか福祉業界に身を寄せようだなんて、夢にも思いませんでした。

初めて福祉の業界を垣間見たのが、30代に突入した時です。

仕事で、老人ホームに訪問した時のこと。そこでは、介護を必要とされているお客様に、一所懸命頑張っていらっしゃるスタッフの姿がありました。その姿を見て、私は感動し、涙がこみ上げてきました。

「この仕事は、尊くて素晴らしい仕事だ!」。素直にそう思えました。

しかし、ここでも感じたことが、「福祉とビジネスの考え方のバランス」でした。

続きは次回に持ち越します。


このコラムに類似したコラム

2025年以降の介護業界 寺崎 芳紀 - 経営コンサルタント(2012/05/12 15:11)

サービスレベルの安定 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2014/12/25 10:53)

itSMF Japanコンファレンス/EXPOのご紹介 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2014/10/25 15:14)

第9回「クラウドランキング」のご紹介 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2014/10/17 07:22)

第7回クラウドランキングのご紹介 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2013/12/06 10:09)