- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
ガラスの多いますいいの事務所は、夏になると冷房を入れても冷えない状況になってしまう。ということで今年はよしずを購入してみることに。金額は2700角二つで6000円ほど。意外なほどのローコストで、思わぬ冷房効果を得ることができた。夏の断熱対策には、ガラス面の外側での遮熱ガ一番効果的であることは周知の事実であるが、外付けブラインドの類は意外なほどの高価なものが多い。ドイツ建築などのエコロジーに対する考えが進んだ国では、それでもステンレス製の外付けルーバーなどが普及しているらしいが、ますいいで普段建てているローコスト建築の中に、設置するにはコストバランスが悪すぎる。私自身も、余りに高価な代物を建築部品として採用することには余り賛成な方ではないので、このような初源的な手法によりクリアすることをお勧めしたい。