7.リーダーシップと「失敗」 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月10日更新

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7.リーダーシップと「失敗」

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リーダーシップって?

失敗に寛容な職場を!



「成功への最短距離は、失敗の確率を二倍にすることだ」

こう喝破したのはIBMの創業者トーマス・ワトソン・シニアです。

「失敗とは成功の母である」

など、失敗を重んじる言葉はあふれています。

ところが、いざ上司となり部下の失敗に対して
どういった感情がわきおこってくるかを考えると
そういった言葉を受け入れ難いのも事実です。

ですが「失敗学」という言葉もある現在、
「失敗」を肯定的にとらえる姿勢は、
やはりリーダーにとって大切なのだと思います。

「失敗学」の大家東京大学教授畑村洋太郎氏の言葉です。

「失敗は、新たな創造行為の第一歩にすぎません。
 その失敗と上手につき合い、うまく活用していくためにも、
 まずは失敗を恥である、減点の対象であると考える
 いまの日本の失敗文化そのものを変えていく必要があります。」*1


何かに挑戦して失敗するよりも
何もしないで失敗しないほうが出世する。

こんな話をよく聞きます。

アメリカの巨大企業ゼネラル・エレクトリック社を率いた
ジャック・ウェルチ氏は、

「我々は失敗にも報酬を与えている」

とまで述べたそうです。

ローソン社長新浪剛史氏にこんな発言があります。

「ローソンの企業理念に基づいて
 チャレンジしたことで失敗した場合、
 最善の努力であれば罰しないということです。
 部長クラスが失敗した場合、
 ともすれば罰点を付けてしまいがちですが、
 しかし結局、何もやらなかった人が
 よい点数を取ってしまうようではいけない。」*2


「失敗」は「成功」への通過点。
「成功」の反対語は「失敗」ではなく「無行」。
「無行」とは何もしないこと。

リーダーシップとは部下の行動を促すこと。
そのためにも「失敗」を恥としない組織風土が大切です。


EARTHSHIP CONSULTING
*1『失敗学のすすめ』( 著 畑村洋太郎 講談社)*2『Voive』(08.1月号 PHP)