- 萩原 貞幸
- 株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
- 大阪府
- 経営コンサルタント/起業家
対象:事業再生と承継・M&A
- 村田 英幸
- (弁護士)
- 村田 英幸
- (弁護士)
先日、mixiの身売り報道がなされ、
早期に否定されてはいましたが、
この手の話、火のないところに煙は立たない。
ということで、何らかの動きがあることは間違いありません。
mixiや代表者の意向もあれば、これだけの企業 まわりも
M&Aのビジネスチャンスありということで
動いている人も結構いるのでしょう。
1.mixiを売却することに関して
私は大賛成。
フェイスブックが隆盛する中、創業者として展望を描ききれないのであれば
売却という選択肢を選んでもOKと考えます。
そして、その資金を元手に再び起業するという
アメリカ型のシリアル起業家(連続起業家)【個人的にこの直訳 あまり気に入ってませんが】になる。
この成功事例をもとに 日本にも連続起業文化が芽生えればと思います。
アメリカのSNSゲーム ジンガの社長は、この連続起業家として有名な方です。
一方、買い手としての既存事業者は、無論関心があるでしょう。
報道にはグリーやDeNAといったSNS企業の名前が挙がっていましたが、
その他WEB企業でいくとアメブロのサイバーエージェントや楽天、ヤフーソフトバンク連合
なんかも興味あるでしょうね。
私としては、WEB企業より ユニクロやスターバックスのようなmixi層と顧客層が
オーバーラップするようなリアル企業が買収する方が買収効果が高いと思いますが。
2.その正反対
また、M&Aで売却しようとする企業は、一方で買い手にもなるのです。
私の経験上、「企業買収を検討している企業は、常に自社売却の選択肢を持っています。」
また、逆もしかり。
mixiとして強気に出るのであれば、
いっそM&A戦略で購入先として名前が挙がっている企業を
逆に買ってしまうという方法もあります。
まあ、しかし、
このような動きが出てくるのも、それだけ移り変わりが激しいということ。
私が常々 お話ししている、
「ユーザーの進化は、はやい!!!!」
ということですね。