- 森 久美子
- エフピー森 代表
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:生命保険・医療保険
- 岡崎 謙二
- (ファイナンシャルプランナー)
こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。
今年から税金の生命保険料控除の仕組みが変わり、一般の生命保険料控除に含まれていた介護保険や医療保険の控除が独立し、全体で最高12万円(住民税は7万円)の控除が受けられるようになりました。
詳しくは⇒平成24年から 新しくなる生命保険料控除
それが後押ししているのか、団塊世代のニーズを取り込むためか、生命保険各社から介護保険の新商品が発売されています。
介護保険は、給付を受けられる基準が分かりづらく、介護のニーズや不安に気付いたころには年齢的に保険料がアップしていて、加入に二の足を踏む人が多い保険商品でした。
それでも、比較的最近発売された介護保険の中には、公的介護保険制度の要介護2以上の状態(会社所定の要介護状態に該当した場合も含む)と認定されたときに、介護一時金および介護年金が受けられるもので、保険料とのバランスが比較的よい商品もありました。
そして、この4月には富士生命保険から、要介護4以上に認定された場合、最大1,000万円の一時金を受け取ることができるタイプの商品が発売されました。
死亡給付金はなく、解約返戻金もなくしその分保険料をおさえてあるのが特徴です。
⇒富士生命「愛する家族のために いざという時こどもの世話になりたくない保険」
このほかにも、契約年齢の制限をはずした商品なども登場してきました。
公的介護保険の認定者数は、2000年に制度がはじまってから2倍近くに増えたと言われています。
これからは、分かりやすくて、保険料と給付のバランスのよい保険商品がもっと増えるといいですね。
森久美子が提案する快適ライフhttp://fpmori.com/
森久美子の暮らしレシピhttp://fpmori.blog13.fc2.com/
このコラムに類似したコラム
ニッセイ出産サポート給付金付3大疾病保障保険ChouChou 植森 宏昌 - ファイナンシャルプランナー(2016/10/25 14:28)
生命保険 見直し 介護保険4 森 和彦 - ファイナンシャルプランナー(2012/05/15 00:31)
●重要 生命保険料控除の改正について 浅見 浩 - ファイナンシャルプランナー(2011/11/01 09:29)
医療保険・がん保険 浅見 浩 - ファイナンシャルプランナー(2011/09/21 13:21)
生命保険料控除を受ける 堀口 雅子 - ファイナンシャルプランナー(2011/02/15 08:00)