- 佐野 明
- VSPファイナンシャル株式会社
- 愛知県
- ファイナンシャルプランナー
対象:生命保険・医療保険
お子様がいらっしゃるご家庭の場合、死亡保険金って、いくら必要なんでしょうか?
必要保障額と遺族年金についてザックリと、概算で考えて見ましょう。
お子様がいらっしゃれば、遺族年金がご家族に支払われます。
妻79万円+第一子22万円=101万円
(第二子+22万円、第三子以降+7.5万円)
つまり、お子様がおひとりいらっしゃれば、月額8.4万円は受け取れます。
ただし、子の加算は子が18歳になるまでです。
さらに、ご主人が厚生年金に加入していれば、遺族厚生年金から月額で、もう2~3万円もらえます。
住宅ローンを除いた一ヶ月の生活費-遺族年金○万円-奥様の月収=一ヶ月の必要保障額
最近は、死亡時に一括で多額の死亡保険がおりる一時払いの死亡保障よりも、決められた年齢まで毎月分割で10万円や20万円支払われる収入保障保険に加入される方が増えてます。
一括でもらえる死亡保険よりも、保険料は安いですし、タバコを吸わない方は、割引になったりします。
死亡保険を積立で考えるか、掛け捨てで考えるかで違います。
①積立型・・・あんしん生命の長割り終身など、60歳時で解約した時に払った額より多くお金が戻ってくる保険。ただし、保険料の割りに買える死亡保険金の額が少ない。
②掛け捨て型・・・損保ジャパンひまわり生命など、損保系の収入保障保険などが安いです。タバコを吸わない人は、割引に なったりします。掛け捨てですが、高額な死亡保障を安く作れます。
それぞれ、保険会社のサイトで保険料の試算ができますよ。
①積立型は、東京海上日動あんしん生命
②掛け捨て型は、損保ジャパンひまわり生命
もっと利率のいい会社もありますが、保険料の試算ができるので、ご紹介しました。
住宅取得前であれば、②掛け捨て型でもいいと思います。
住宅取得がお済になったり、奥様もお仕事ができるようになると、余裕もできますから、①積立型に追加加入するといいと思いますよ。同時に、②の掛け捨て部分を、減額してなるだけ積立部分を増やしていけば、良いと思います。
詳しく設計するにはまず質問主さんご夫婦で予算など基本方針を決めた上で総合保険代理店や来店型保険ショップ等複数保険会社取り扱っているところ2,3箇所で相談すると質問主さんにとって一番納得できるものが設計できるのではないでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
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