【聞けば聞くほど・・・おっ!】その1 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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【聞けば聞くほど・・・おっ!】その1

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コミュニケーションの達人になるために その他
「聞く」と「聴く」は違うらしい。

「聴く」という言葉には、
「より真剣に、深く聞く」という意味が含まれている。
この「深く」というのが、
コミュニケーションの達人になるためにはとっても大切。

言葉というのは便利なツールだけど、
得てして自分の気持ちを表現するのが難しかったりする。

相手のことがほんとにほんとに好きで、
どうにもならないときでも、
言葉にすると「好き」で終わってしまう。
もう少し表現したくて「大好き」、
関西弁では「めっちゃ好き」なんて修飾語をつけたりするけど、
それでも伝えきれない。

もどかしい。

言葉は非常にロジックな作りになっていて、
順序だてて使っていくにはすごく便利だけど、
気持ちや感情を表現するのは不得手。

昔の人は「いとをかし」で情緒的な意味を含ませたりしていて、
これを訳すと「趣がある」って一言になっちゃう。


「趣がある」ってなんだ??。


実は人はあまりに感動すると言葉が出せなくなるらしい。

本当においしいものを口にしたとき。
説明なんかする間もなくばくばく食べて、
終わって一言、「幸せ・・・」。

全然直接的に説明なんかしなくても、
それが本当においしかったことが分かったりする。


これが言葉で説明する限界。


「深く聴く」ってのはここにヒントがある。

人が伝える言葉の裏側にはいろんな感情が渦巻いている。
言っていることと真逆の感情があったりする。
だから、言葉は決してすべてが真実じゃない。

ほとんどの人は、言われたことをそのまま解釈して返事を返す。
でも言っていることと思っていることが違っていたら、
いくら言葉に対して返事を返しても相手のこころには響かない。
それが分かったりするとすごく腹が立つ

(「せっかく返事をしているのになんだその態度は!!」)


じゃあ、「聴く」ためにすべきことは?

続きは次回に <つづく>