【いらいらストップ!】その2 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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【いらいらストップ!】その2

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コミュニケーションの達人になるために 言葉
前回の続きです。

どうしてもいらいらしたり落ち込むとき。
どうすればいい?


そんなときは自分が機嫌が悪いことを素直に認めましょう。

「機嫌が悪いから人に当たっちゃうかもしれないな。気をつけなきゃ。」

ってこころの中で10回唱える。

鏡の前で言葉に出せばさらにOK。
自分がどんなにひどい顔をしているかが分かると、不思議に落ち着いたりする。
鏡を使うのは一挙両得。

どうしてもいらいらが止まらなくて、それを抑えられなさそうなとき。
相手にこんな感じで言ってみましょう。

「今日はちょっといらいらしていて、感情的になっちゃうかもしれないけど、そんなときは言ってね」。

相手は「ああ、今日は機嫌が悪いんだなあ」という心の準備をするからショックは少なくてすむ。
というか、あなたとしてはそれを言うことが実はすごく勇気がいるし、
もしそれを言えたら、その後は感情的にならないかもしれないけどね。

それでも感情的に相手に当たってしまったとき。
いいですか、これが大事です。


「あの時は感情的になってしまった。ごめんね。」


と素直に謝りましょう。

落ち着いたときでいいから。
これを言うか言わないかがあなたの印象は大きく変わります。

不思議なもので、反省をしている人に対してはたいがいの人はそれ以上は責めなくなる。
それは皆が本質的に持っている「慈悲の心」。
こころを開いている人の前では自分も開いてしまう。
穏やかな人とずっと一緒にいると自分も穏やかになる。これも鏡のようなもの。

感情的にならない人の話は相手に対してすごく説得力をもつ。
それは実は内容云々じゃなくて、

「この人は自分の感情に任せて話をすることはない」

っていう安心感を相手がもっているってことだけ。
結果的に少し長い目で見ればそのほうが事はうまく進みますよ。

【今日の達人ワンポイント】
いらいらしているときは鏡の中で十回つぶやく。
自分を認めたとき、相手もきっと認めてくれる。