【いらいらストップ!】その1 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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【いらいらストップ!】その1

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コミュニケーションの達人になるために 言葉
人は誰しもある程度の感情の起伏はある。

いらいらしているときってのは、
こころに余裕もなくなっているから、
人の言うことに妙に敏感になったりする。

しかも、ネガティブな感情の方に。

ふだんだったらさらりと受け流せるのに。

部下からの報告。
彼氏や彼女からのちょっとした愚痴。
子供の騒ぎ声。

なんだかこころにびんびん響いてきて、
文句を言ってしまう。
怒鳴る。
いわゆる、「あたる」。

相手はそんなあなたがよくわからない。
だって前に同じことを言っても全然平気だったんだもの。

それに、あなたがなんだか不機嫌だと相手もなんだか気分が悪くなる。

人は攻められると防衛本能が働いてこころにふたをするから、
あなたが機嫌悪く言っていることは素直には相手に入っていかない。
それをみてあなたは更に腹が立つ。



ああ、悪循環。



この時点で二人のコミュニケーションは最悪。
こころを閉ざした会話。
感情的な言葉と態度。
そして、お互いの不信感。

「忙しいんだからしょうがないだろう」
「いらいらしているときにそんなことを言うからだ」
「今日は機嫌が悪いんだから勘弁してくれよ」


これ、あなたの勝手な都合。


そもそもいらいらしていることに相手は関係ないことのほうが多い。
さらに、そもそも怒って話している内容はあなたがいらいらした直接の原因ではない。
その前に原因があったはず。

電柱にぶつかって、「なんでこんなところに電柱があるんだよ!」って蹴飛ばすようなもの。

人は無意識に安定を求めるところがあって、本来は感情のぶつかり合いは苦手。
相手の勝手な都合で一貫性のない感情的な言動を言われるなんてもってのほか。
言われたほうは一日気分が悪くなっちゃうかもしれないね。
あなたの言った何気ない一言が、相手のトラウマになっちゃうことも。



最初に言ったとおり、誰しも感情の起伏はある。
どうしてもいらいらしたり落ち込むとき。
それはしょうがない。

そんなとき、どうすればいい?


<つづく>