7.「相互性の原理」とは?(3) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月09日更新

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7.「相互性の原理」とは?(3)

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「こころ」の不思議な話

与えるからもらえる「相互性の原理」(3)



前回、『リーダーには「耳」が大切です』
といった話になりました。

社内における情報の風通しをよくするには
「口」より「耳」が大事なことは、もうご存知の通りです。

「相互性の原理」を展開して

「もらいたいなら、与えなさい」としました。

では、情報を引き出すために「与える」とは
何を与えるのでしょうか?

そうです!「話す時間」を与えることですね。

「なんだ、そんなことか!?」

と、こういったことを書いたり、喋ったりすると、
いつも思われてしまうのですが・・・、

「自分が人の話をどれだけ聴けているか?」

ではなく・・・、

「自分がどれだけ人に話を聴いてもらえているか?」

の視点で考えてみると、いかがでしょうか?

会議の席などでどうですか?

あなたが発言すると、説明を終わっていないのに、
「それはね・・・」
と言って、話し出す人がまわりにいませんでしょうか?

「人は、なかなか他人の話を聴けないものなのです」

つまり、コミュニケーションにおける「相互性の原理」を
活用するのは、なかなか難儀なことなのです。

ただ、もったいないですよね!

「あの人は、いつも話を聴いてくれる」

と思われたら、部下からの情報が入ってくる可能性が高まるのですから・・・。
(もちろん、情報が提供されるには、もっと他の要因もありますが)

それは、話す時間を「与えている」からです。

だから「沈黙は金なり」という格言はやはり的をえていますし、
トップセールスマンの、ほとんどの人が雄弁さより、
どれだけ「顧客の話を聴くか?」に心血を注いでる事実を考えれば
会話における「相互性の原理」はもっと活用されてもいいと思います。

もちろん、それらのことは「傾聴力」という
言葉で流布されているわけですが、
その根幹には、心理学的な意味での「相互性の原理」があることを
覚えておいて損はないと思います。

「与えるからもらえる」

ちょっと頭の隅に置いておいて下さい!