- 鈴木 健一郎
- ECLITH | エクリス 代表 経営責任者
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
KGIの指標としては、認知度、ブランド連想、知覚品質、忠誠心、純粋想起、信頼度、好感度、購入意向、再購入、他者への推奨などのように多岐に渡ります。
またデータ採取においてアンケート調査が必要になる項目が多いことも特徴の一つです。
ここで言うKGI効果測定はソーシャルメディアマーケティングを行うことで得られる効果を測ることのため、時系列調査も必要になることが注意して欲しい部分です。
例えば9月の売上が100万円、ソーシャルメディアマーケティングを行い始めた翌月以降が120万円、140万円、160万円となった場合、大抵の方はソーシャルメディアマーケティングを行ったことが要因だ!と結論付けることでしょう。
それは9月の時点と10月、11月と日を追って見ているからだと思います。これが時系列調査ということになります。
以上、KGI効果測定の注意点をまとめると、
①アンケート調査が必要になる場合が多い
②時系列調査が必要
となります。
これらを踏まえたうえで、やっと効果測定に入るのですが、客観的な効果測定は実は少なく、また効果の要因までも判明するための手法は限られてきます。
先ほどの例のように、10月以降徐々に売上は上がりましたが、その理由は何でしょうか?
ソーシャルメディアマーケティングによるもの?それとも偶然?
その不明な点を明確に出来るのが統計学です。
何故売上が増えたのか?
売上を上げた要因は何なのか?
取得したデータをもとに統計学的に判明します。
主観的(定性的)な効果測定ももちろん大切ですが、より客観的な(定量的な)効果測定をすることでソーシャルメディアマーケティングは格段に行いやすくなるでしょう。
シッカリとしたKGI効果測定は、データを取得し、時系列統計学を駆使することが重要になります。
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