- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- 株式会社グリップス 企業ドクター
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
会社の病気を治すホリコンです。
たまに経理専門のヒトや経営コンサルタント(お前もf^_^;)という方と話をしていて心配になる会計上の論点に、
「期末在庫が増えると利益が増える。つまり在庫を減らすと利益が減るので、利益を出すために在庫は減らしてはいけない」
というのがあります。
製品在庫や仕掛品在庫は、材料費や労務費、製造経費を使って生産したけどまだ売れていない「モノ」だから、会計上は原価ではなく資産となり、当期の製造原価になりません。つまり経費が減り利益が増える?
確かにそうなんです。
でも、在庫が多いということはお金を産むスピードが遅い、つまりキャッシュフローがマイナスなのです。
従って、在庫は多い・少ないという議論も大切ですが、その中身が回転しているか?が重要です。この指標を在庫回転率といいます。
一番問題なのは、工場が暇で、ヒトの手とモノ(材料)があるからといって、売れるかわからない製品を生産をした結果、期末在庫が増えることなのです。
経営改善は、損益とキャッシュフロー両方考慮しなければなりません。
このコラムに類似したコラム
成果を出すことにこだわりたい 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2013/02/23 14:36)
経営者の結果責任 寺崎 芳紀 - 経営コンサルタント(2020/11/10 08:00)
【ITベンダー営業力強化】無料経営相談会のお知らせ 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2018/11/14 09:15)
【ITトラブル解決】無料経営相談会のお知らせ 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2018/09/12 11:05)
私が依頼人に求めること 小澤 康宏 - 経営コンサルタント(2017/06/15 09:22)