不動産を買う時の理由に、
マイナスな要素はあまりないと思います。
例えば。
結婚する、家族が増えた、手狭になった、投資用として。
中には子供がみんな独立してこんなに広い家はいらない・・・
というちょっと寂しい理由もあるかもしれませんが、
手塩にかけた子供たちが無事独立を果たしたということは、
親にとっては満足が行く、
幸せな結果なのではないでしょうか。
このように、購入理由は概ね前向きなモノが圧倒的に多いです。
しかし不動産の売却と言うと、
購入時のようにハッピーな出来事だけが動機になっているわけではありません。
マイナスな売却理由として良くあるのが、
離婚などの家族トラブルや返済不能などによる任意売却です。
不動産業者としては、
例え聞きにくかったとしても、
売却理由を聞かないことには、
責任ある仕事をすることは出来ません。
部屋や売主さんの状態からある程度、
売却理由を判断することは出来ますが、
はっきりと本人の口から聞かなければ、
こちらとしてもベストな提案が出来ません。
不動産業者にとっては一つの案件でしかないけど、
お客さんにとってはまさに一大事!
そんなお客さんの人生に立ち会う不動産業者だからこそ、
高いモラルが求められると思います。
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