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閲覧数順 2017年05月28日更新

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福田首相と背水の陣

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福田首相が、(平成19年9月)25日、自らの内閣を「背水の陣内閣」と名づけたと報道されました。
「背水の陣」といえば、一般には、漢の劉邦の武将韓信が、わざと川を背に陣取り味方に決死の覚悟をさせて敵を破ったことから、絶体絶命の状況をあらわす、などと理解されています。
しかし、原典である史記の淮陰侯列伝に当たってみると、話はもう少し複雑です。背水の陣をしいたあと、韓信の軍はわざと逃げ、それを追う敵軍がその陣地を空にすると、韓信が予め配置してあった奇襲兵が、打ち合わせのとおりその陣地を奪い漢の旗を立てたので、敵軍の兵は混乱し、必死の漢軍に挟み撃ちにあって負けた、とあります。
部下を叱咤激励し、鼓舞するだけではなく、周到に成功への具体的方策を準備してやれることが、指導者に求められる資質である、と解釈すれば、単なる精神論ではなく、現代のリーダー論にも妥当するものと納得できます。
福田首相は、「冗談で」背水の陣云々と言ったと発言したそうですが、冗談ではなく、国民のために、本来の意味での背水の陣で臨んで欲しいものだ、強くそう思います。
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