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年を取ったからか?
日本的な「もの」や「こと」に
興味を持つようになった気がします。
分かりやすい日本的「もの」の代表がお寺や仏像。
お寺や仏像の裏には、「こと」も感じさせるから。
図書館で気になっていた土門拳 古寺巡禮を借りてきた。
昭和を感じさせる赤い生地の装丁の大型本。
本の大きさと赤色から、
借りて車に乗るまでは、あまりの目立ちっぷりに少し恥ずかしかった。
さて、中身。
絵画のような仏像と古寺は、同時にとても生々しく
ねっとりとした濃密な雰囲気を感じさせる。
緊張感が出ている写真。
一度見て、お腹一杯になり、少ししたらまた見たくなるような写真だ。
個人的には、古寺の写真をもう少し多めが良かった。
土門拳さん自身も、とてもねっとりした写真家に違いない。
図書館WEBには検索機能があり、とても便利だ。
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