【ネイティブチェックの必要性】No.4 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

島田 千草
株式会社ノーメン・ジャパン 代表取締役
東京都
ブランドコンサルタント

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対象:経営コンサルティング

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閲覧数順 2016年12月03日更新

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【ネイティブチェックの必要性】No.4

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ネーミング
今回は、皆さまもよくご存知の日本の商品が、世界を相手にどんなネーミングに変身しているのか、いくつかご紹介していきます。


前回ご紹介したクロアチアの「Pipi」ジュース同様、日本国内では、誰からも愛され非常に人気のあるロングセラー商品のネーミングが、ひとたび海を越えると、ネガティブな意味合いを含んでいると判明することもしばしあります。


ネガティブな意味合いを含んだネーミングである以上、その商品イメージばかりでなく、企業イメージにまで大きなダメージを与えることになります。


では、各社の工夫をご紹介。


カルピス・CALPISは、発音がカウピス(英語で牛のおしっこ)と似ているため、海外ではCALPICOで販売されています。


グリコのポッキー・POCKYは、マレーシアを除くアジアやオーストラリアではPOCKYのままですが、ヨーロッパでは、MIKADOで販売されています。

ミカドといったら、皇帝か天皇?と日本人である私たちは連想してしまいますが、ヨーロッパ人にとっては、ゲームのことです。

細い棒を山のように盛り上げて積み、崩さないように上から一本、また一本ととっていく遊びです。日本の将棋倒しのようなものです。

それから、マレーシアでは、ROCKYで販売されています。ポッキーに発音の似た卑猥な言葉が存在しているためと言われています。


トヨタの小型車ヴィッツ・Vitzは、欧州や米、豪、ニュージーランド、南アでは、Yarisで販売されています。

ヴィッツの名前の由来は、ドイツ語のwitz。赤ちゃんうさぎ、同時にジョークの意です。しかし、英語ではネガティブな意味合いを含んでいるため、シンプルでインターナショナルなブランドネーム、YarisがNomenによって開発されました。

私もプロジェクトに携わっておりましたが、開発から決定までの道程は本当に長かったです。今でも欧州の街でこの車を見かけると思わず微笑んでしまいます。