こもり部屋のようなトイレ - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

村上建築設計室 
東京都
建築家

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こもり部屋のようなトイレ

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一の橋ワインカーヴ
マンションのスケルトンリフォームで空間を再構築する際に、ネックになるのが動かせない躯体壁や梁、配管スペースの位置。

一の橋ワインカーブのトイレも、トイレ排水の位置が既存の位置から動かせず、また上階からの配管が通るパイプスペースもあるため、既存のトイレの位置や大きさを変更できませんでした。
築50年近い古いマンションのせいか、水回りのスペースは必要最小限にとどめられており、トイレは「80センチ×120センチ」という必要最小限な広さに限定されました。
このトイレでは、そのスペースの中で、いかに必要な要素を快適にまとめられるかが鍵となりました。

便器は、INAXのサティスという、タンクレスの小さめなもの。
手洗器は、コーナー部にコンパクトにおさまるフジデザインのもの。
ペーパーホルダーとタオルバーは、同じシリーズの、存在感を主張しないシンプルなものを採用しました。

手洗器の前には、梁の出に沿って鏡を貼りました。
鏡は自分の姿を映すだけでなく、景色が映り込むので、狭い空間をより広く見せたいという時にとても効果的です。

このように工夫することで、狭いながらも落ち着いた居心地のよい空間に仕上がったと思います。
LDKが広々と開放的なこともあり、こもり部屋のようなトイレがかえってホッとさせてくれるような気がします。

村上建築設計室

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村上建築設計室 

時間が経つごとにその土地に根付いていく、そんな家を創ります

東京・青山にて夫婦で設計事務所を開設。機能的で自然な美しさを持つ、時に淘汰されない建築を目指しています。光や風、日常の瞬間が美しく感じられる空気感を大切にし、その空間に触れた人々が豊かで幸せになれるよう、少しでも貢献したいと思っています。

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