効果は半永久に持続【ホウ酸シロアリ消毒】 - 長寿命・200年住宅 - 専門家プロファイル

鈴木 克彦
株式会社マクス 代表取締役
建築家

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閲覧数順 2016年12月09日更新

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効果は半永久に持続【ホウ酸シロアリ消毒】

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住宅に関する最新情報 ホウ酸シロアリ消毒

ホウ酸シロアリ消毒についてご紹介します。
これまでのコラムで、この消毒薬の特徴として、

1.人に安全、有機溶媒も使っていないので全く臭くない

2.シロアリ・ヒラタキクイムシ(ラワン虫)など、あらゆる食害虫に効く

3.木材の防腐効果も高い

を紹介してきましたが、今回は、最後にして最強の特徴である、
「消毒は1回のみでOK!」
について、もう少し詳しくご説明します。


前回ご紹介した現場で、お風呂場の位置をもう一度見てみましょう。

写真の壁は、外壁を裏側から見ています。
内壁を解体したので、外壁の内側が見える、とご理解下さい。

隙間を空けて横に連続して打ち付けられているのは「アラシ」と呼ぶモルタル下地材です。
内壁を取ったので「杉のアラシ」とその向こうの「黒い防水紙」は見えているわけです。


矢印を付けた写真を見ますと、このアラシのうち、土台上の一本が、浴室側(手前)で無いのが分かります。
そう、これは、白蟻が食べてしまったのです。

もう一つは筋交の脚部がスカスカ…。
これではもはや耐力要素ではありません(そもそも金物で留めてないからダメなんですけが)。


この様に、解体するとシロアリによる被害や、シロアリが作った蟻道(ぎどう:シロアリは光と乾燥を嫌うので自らトンネルを作ってその中を移動する)が、床下だけでなく、壁の中に見つかり、それらはしばしば二階の梁付近にまで達します。

今までの白蟻の消毒薬は、農薬を有機溶媒に溶かし、それを新築時に塗布、その後薬剤は分解されて5年で効果がなくなりますので、5年毎、床下に消毒をして行きます。


さて、そこで考えてみると、新築後に壁の中までは再消毒が出来ないことに気が付きます。
床下から潜って消毒しようとしても、壁の中なので、被害は確認できないし、解体しないかぎり、再消毒をすることも出来ないのです。

つまり、どのお宅も、新築後五年が経つと、その後ずっと、壁の中は白蟻に対して無防備となります。


…怖い、と思いませんか?

そこで、エコボロンPROの登場!

エコボロンの有効成分のホウ酸塩は、無機物ですので科学的に安定しており、通常の環境下では分解されません。

同じく無機物の塩が、そのままでも、水に溶けても、料理になっても、性質が変わらず“しょっぱい”のと同様、また、何年経っても塩は塩、と言うのと同様に、ホウ酸塩もいつまで経ってもホウ酸塩のままで、防腐・防蟻効果を保ったまま、無臭で蒸発・拡散などもせずに、永久に施工箇所にとどまり続けます。

つまり、一回の施工で効果は半永久的に持続します。
新築時にしっかり施工をすれば、今回ご紹介したような部位は、何十年でも
“ず~っと”、大切な家を

【シロアリやキクイムシなどの食害虫】

【カビ】

【腐りの元:腐朽菌】

から守ってくれるのです。
しかも、人やペットには無害で無臭。


ただし、ホウ酸塩は水溶性ですので、雨漏りや浸水などでは流れ出てしまいます。
これは、しっかり工事が大前提なのは言うまでもありません。

 

   施工:株式会社マクス   代表取締役 鈴木克彦ブログ: 【頑張れ四代目日記】

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