住宅や住空間の設計は、あたりまえのことですが設計者により様々な手法で進められるのですが、私は「内側から外側へ」というスタンスで、まず人の手が触れるモノ、場所から考えていきます。
まず「住まう方のライフスタイルを知る」ことが設計を始める大切なキーワードになります。
食事や調理のスタイルは? 寛ぐ時はソファ?タタミ? 本はどこで読む? 朝からお風呂に入る? お化粧はドレッサー?洗面室? 寝室で映画を見る? 音楽はR&B?ジャズ? ファッションのスタイルは?・・・・ライフスタイルは十人十色で、規格の設計など本来ないのです。 住まいの設計は、住まう人ための空間であり、まったく自由なのです。
そこに住まう人が心地よく感じ、「やっぱり家が一番落ち着けるな」と思えることが大切だと思います。 そのためには、まず手が触れるモノ、場所の素材やデザイン、カラーなどから考え、その場の断熱や換気、採光、そして、部屋の広さ、空間の構成、家の形へと快適なカタチが見えてきます。
●サカイデザインネットワーク
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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