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甲府のスケルトン改修 02 ベタ基礎と色決め

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先日は打設したばかりのコンクリートベタ基礎の上で各種サンプル確認をしました。
我々が現場に向かうときは冬でも穏やかな天候の日が多く、
コートも無しで打合せできるほどの陽気でした。

まず解体完了後、基礎の状態をチェックしてみると、鉄筋が入っていることがわかり、
またヒビ割れが見当たらず、足元周りは良好な状態でした。
しかも新たに設置する全面ベタ基礎のために地盤を掘ってみると、
大きな岩盤の一部が露出してきました。
一部といっても畳2枚程度なので、地下は相当大きな岩が埋まっている様子。
クライアントによると、甲府のお城を作る時に岩を切り出した跡地がこのあたりとのこと。
既存環境、経年変化的には申し分ない状態であることがわかりました。

ただし土台、柱の数ヶ所は腐食が進行していました。
写真は隅柱のスカスカな状態。この後割れ目に指を入れたら、
右側の1/4がはがれおちてしまいました。
当然こういった部材は、交換することになります。

スケルトン改修では、こうした解体してみるまでわからない建物の不具合があるため
予算の一部を手つかずにプールしておき、
工事中の増額に対応できるようにしておく必要があります。
とは言ってもその金額が全体の1割なのか、半分なのかでは全く異なるので
できるだけ増額が大きくならないように、設計者自身が設計段階で床下や天井裏にもぐり、
躯体の状態を確認して、最適な補強方法がセットになったデザインを提供しています。

経年変化的には良かったものの、ちょっとびっくりだったのが、
土台のレベルが傾いていたということ。
基礎の割れもないので、おそらく当初の施工精度の問題だったのでしょう。
構造的な不安材料ではなく、床も新たに根太から設置し直すので
特に問題はないのですが、あれまあ、という事実でした。

クライアントとはこの段階で各種素材の色決めを行いました。
内外装全てを一新するので、新築と同じサンプルの種類を一気にプレゼンテーション。
落ち着いたトーンの素材、色でまとめる、
という当初の提案を実際の素材で確認してもらいました

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