「まずはアパート一棟、買いなさい」という本 - 老後・セカンドライフ全般 - 専門家プロファイル

高安 重一
有限会社アーキテクチャー・ラボ 代表取締役
東京都
建築家

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稲垣 史朗
稲垣 史朗
(店舗インテリアデザイナー)
吉野 充巨
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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「まずはアパート一棟、買いなさい」という本

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雑記

「まずはアパート一棟、買いなさい」(石原博光/SoftBank Creative)

 

この本は、知人の鈴木正浩氏の書いた

「25年間アパート利回りが下がらない《超裏技》不動産投資術」(ぱる出版)を

マンションオーナーのクライアントに紹介したところ、

こちらの本も面白いよといただいた本。

どちらも土地の安い地方のアパートを安定的に運用していくことを勧めている。

僕は千葉県の旭市という、ほとんど知名度のない町の出身だけれど、
石原氏はこの旭市(合併前の人口7万人程度)で

初めてアパートを購入して不動産投資を始めたとのこと。

そんな田舎の出身なので、地方の経済の惨憺たる状況はよく分かっているつもりだけど、
そんな中に活路を見いだすのが痛快。

そしてこの大家業をして行くためには、
古いアパートを購入してリフォームしていくことが重要だとある。

残すような価値のないアパートに、いかにして魅力を持たせるか?
地方に限らず住宅のストックをどうしようかというのは大きな問題。
こんな社会問題に対して建築的解決をもって利益を求めていることになる。

利益を求めているのでどうやったら安く作れるか?という話しになるのは当然。
それよりも建築家ではない大家さんが空間の魅力を求めているのが嬉しい。
まだ建築の空間の魅力を求めている大家さんが少ないから、
こんな本ができるのだろうけれど、こんな事が普通に話しができるようになるといい。

僕自身は分譲よりも賃貸派だし、仕事柄リフォームにはとても可能性を感じている。
ぜひ普通のアパート(いや普通以下のアパート)をいい状態にしていきたい。



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