感性を育てることで、消費を促す - 販促・プロモーション戦略 - 専門家プロファイル

深井 貴明
商売設計株式会社 感性マーケッター | セールスコピーライター
広島県
マーケティングプランナー

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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感性を育てることで、消費を促す

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私の好きな映画の一つに「スイングガールズ」があります。
女子高生がジャズバンドを結成し練習を重ね、コンクールに出場する物語です。
この映画を観るまでは、私はジャズに興味はありませんでした。
しかし映画を見終えてから、ジャズに強い関心を持ち、すぐにアマゾンでジャズCDを20枚ほど買いしました。
私は、映画を通じてジャズに対する感性が育ち、ジャズを「快」と感じるようになったのです。

 

こういう例はよくあります。
最近では、ドラマ「のだめカンタービレ」や、アニメ「けいおん」が流行り、楽器を購入する人が急増しました。
1年分がわずか1週間で売れてしまった楽器もあったようです。
ドラマやアニメを通じて、感性が育ち、「音楽をやってみたい」「楽器を弾いてみたい」という欲求が芽生え、消費を促したのです。
ここで大切なことは、感性が育つことで、消費意欲が生まれるということです。
そして、感性は育てることができるということです。
感性を育てる活動は、中小企業や商店でも行えます。

 

私は、ワインが好きですが、生まれたときからワインが好きだったわけではありません。
ある日、あるきっかけがあり、ワインが好きになったのです。
私の場合は、あるイベントでワインを試飲したのがきっかけでした。
飲んだワインの美味しさに驚き、ワインに関心を持つようになりました。
その会社の営業マンから、ワインのことを教わる機会が多くあり、より感性が育成され、ワインの消費がグンと増えました。
結果的に、1年間で50万円以上も使うほどになったのです。

 

欲求は感性から生まれます。
そして商品の魅力、歴史、物語を伝え、体験させることで、感性を育てることができます。
感性を育てることは、お客様により豊かな生活を教えることでもあり、 それは消費の創造、売上の創造につながるのです。

 

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