自然の変化は起こりうることが当たり前です。

おはようございます。パウダーイエローの稲垣史朗です。

昨今、地球の温暖化傾向に警鐘を唱える人が世界的に主流になっていますが・・・世界的な気象の変化や異常気象と我先にニュースに取り上げて、もっとエコに対する認識を高めようとしていませんか！？特に先進国を中心にした世界的な会議を見ていると如何に「エコ」と言いながら、その実態はご都合主義の「エゴ」に他なりませんね！

ここで少しばかり考えてみたいのですが、地球の変化は本当に人為的な原因で全てが起こっているのでしょうか？自然の現象は本来宇宙の自然現象であり、宇宙の誕生期から見てもあらゆる星が何らかの現象で消滅して行くことが自然の摂理であることを証明しているように思います。人間と言うものは、常に自分の「物差し」だけで善悪を決めている様な気がしてなりません・・・人間の所作による経緯で全ての善悪を判断して、人間に都合の悪いことは全て排除すること自体が最も愚かな気がしてなりません

ここ茅ケ崎海岸でも写真の様に、海岸線が浸食されてきているので、海岸線の埋め立て工事をやっていますが元来、海岸線が浸食すること自体が自然の摂理で地球の呼吸に等しい物ではないかと思います。全ての現象を人為的な行いによる現象ととらえて人間だけに有意な「過度な対応」をしているように思えてなりません。これすなわち「人間ゆえのエゴ」の他にならないような気がしてなりません。昔、建築に対して「自然えの挑戦」が如何に愚かな事かと言う考え方を書いたことがありますが、所詮自然の摂理に反して頭脳明晰な人の知恵により超高層ビルを建てても、地球の営みには勝るものは無いと思うからです。

人間も所詮、地球上の生命体の一つに過ぎない生き物であり・・・他の生命体と何ら変わることの無い生物に過ぎないのです。過信すること無くおごることなく、共存する生き方に心の向きを変えて見ては如何でしょう。