自然の威力は！　人間の英知を遥かに超える。

こんにちは。パウダーイエローの稲垣史朗です。

日本の観測史上最大のマグニチュード８．８！　震度７・・・・今までに無い未曾災。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これまでの巨大地震が起きるとは想像できなかったと～気象庁のコメントが発表されました。

所詮「人間の想像」とは、このレベルの段階ではないでしょうか！？

このフレーズを聞いた時に、正に自然と言うものの「驚異」を軽んじていたように感じ得ましたね・・・　　　　　　　　　　　　　　さらには、地震の専門家の研究では東北地方には、まさかこの様な巨大地震が起こるとは思わなかったと・・・

所詮、人間の英知とは自然界の力に対して「未知の世界」で、しかも「無力」でしかありません。

昨日も書きましたが、私は常々思うことがあり～都市における「高層ビル群」が誰も倒れるとは思っていないでしょうね・・・だから、安易に建築が「許可」され高層ビルが乱立しているのでしょうが・・・本当に現在の「構造計算」だけで自然の威力に勝ると誰が言い切れるのでしょう。これは自然に対する「愚かな挑戦」でしかあり得ません！　　　　　　　　　　　　　　　　一級建築士の先生とはそんなに偉い人で責任が取れる人達なのですかね？？？

都市化に対する考え方を今一度考え直す必要性があると思いますが！？

この状況は「甚大な災害」が実際に起きなければ、いつまでも続けられる「行為」なのでしょうね～　　　　　　　　　　　　　　そして、悲しいかな実際に事が「起きてから」しか気が付か無いのです！

今の時代は、全て突き詰めれば「拝金主義」に一直線！何をするにも「心」では無く、如何に自分が人より「儲ける」かです！次から次へと生み出される「物欲主義社会」　誰もがこの一見満たされているように思える社会に「警鐘」を唱える人はいないのでしょうか？　人間の英知による「果てしなき欲望」の産物が原子力による代替電力発電です。　　　　　　　　　　　これも、設計上は何重にも「安全装置」が有ると言っていましたが、自然の力の前ではこの「無力無能」です！

原子力発電所の事故責任は、果たして誰が責任をとれるのでしょうね！？

今回の巨大地震は、今少し「自分の心」と静かに対話をするいいチャンスだと思います。最後に今日の毎日新聞の一面に掲載されていた「余禄」より人間の「身の丈」を思い知らされる言葉を送ります。（平家物語巻十二より）

「悲しかりけるは大地震なり。鳥にあらざれば空をも翔りがたく、竜にあらざれば雲にも又上がりたし」

この様に人間とは大地に根ざして生きる動物ですから