- 中沢雅孝
- 神奈川県
- YouTube専門コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
NHKスペシャルドラマ【坂の上の雲】
〜第7回放送<子規、逝く>より〜
1)
子規は、開明期を迎えて上昇しつつある国家を信じ、楽々と肯定し
自分の創気をそういう時代気分のうえにのせ、
時代の気分と共に創気が膨らんでいくことに、少しの滑稽感も抱かず、
その若い晩年において死期を悟りつつも、
その残された短い時間の間に自分のやるべき仕事の量の多さだけを苦にし、悲しんだ。
2)
これほど不幸な材料を多く背負いこんだ男も少なかったろうが、
しかし、この男(正岡子規)の楽天主義は自分を不幸であるとはどうしても思えないようであった。
明治というこのオプティミズムの時代に
最も適合した資質を持っていたのは、子規であったかもしれない。
※第8話に続く※
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