住宅購入後のオリジナル化 - エクステリアデザイン - 専門家プロファイル

江藤 繁
有限会社エストア 代表取締役社長
エクステリアコーディネーター

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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住宅購入後のオリジナル化

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エクステリア事情(外構関係) エクステリアとインテリアの関連

住宅を購入してから他人との差別化を図りオリジナリティーを持たせようとする方が多い。

これは“購入”という行動にて住宅を収得した場合に起こる衝動と言って良いかもしれない。
 
以前人は、住宅は“購入”とは言わず“建てる”と言っていました。
 
“建てる”と言う行動は、簡単に言えば注文住宅のことを言いオリジナリティー溢れる住空間の創造を意味しています。
 
しかし、注文住宅は思いの他施主に対しても労力が掛かり、心労を患う場合も良く耳にする程です。
 
ですから、“購入”して住宅が持てる様になれば心労を患う事もなく、気楽に住宅購入が出来る様になったのです。
 
建売住宅は一定規模の宅地造成範囲では統一感のあるデザイン住宅なり、購入者のオリジナリティーは望めず、人生の価値観の多用性にもそぐわない点も顕にしたのです。

その結果、せめて表札だけでも隣と違う物をと求めはじめたのです。
 
基本的に住み手を十分意識していない住宅設計の建売住宅ですから、購入後のオリジナリティーなどは問題外であることはさっしがつくところです。
 
ですから、購入後のオリジナリティーの満足度は満たされず、付足し的に表札郵便受けポストなどを取付けようと奔走しても結局は無駄な努力になり、他との差別化や住宅購入の満足度は、“建てる”には当然叶わないのです。

何故無駄な努力となるのかと言うと、住宅の壁面や外構の塀への取付を想定した商品が多いのに対して不親切な住宅業者が用意した機能門柱などには取付を想定していない事が最大の要因となっているからである。
 
価値観の多用性が尊ばれる反面、住宅に関しては今だ古い習慣が尊ばれる場合が多く住宅の顔として表札にこだわるエンドユーザーが多く存在する。
 
そうした細やかな配慮にかけてしまっているのが“購入”する住宅なのだと痛感するのです。

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