エクステリアとインテリアの関連（４）

＜エクステリアとインテリアの関連（２）＞＜エクステリアとインテリアの関連（３）＞と
郵便受けポストの設置場所によって生活スタイル・エクステリア（外構）デザイン・防犯の考え方を
説明してきました。

今までお話してきた４種類の設置場所の他にもう１つ設置可能な場所があります。
それは機能門柱による郵便受けポストの設置です。

機能門柱は、柱をメインにして照明・インターフォン子機・表札・郵便受けポストを取り付けることが
出来るものを言い、柱を地中に埋め込み、電気配線を行い設置します。

この機能門柱は埋め込んで設置するためフレキシブルに設置場所を選択出来、
デザイン性の豊富な郵便受けポスト・インターフォンカバー・照明・表札を一か所に集中することで
住み手の感性をアピールできるものとなっております。
また、オープン外構・セミクローズド外構に対応出来、
（１）塀に取り付ける場合（壁掛け式）と（２）塀に取り付け、埋め込み式にする場合の概要に沿った
使用方法となる場合が一般的です。

現在、お話させていただきました郵便受けポストの仕様以外にも
いろいろな種類の郵便受けポストが開発・発売されています。

電子メールの普及によって現物の手紙やはがきの重要性が乏しくなっているような昨今ですが
温かな手書きの手紙やはがき、ペーパーによる情報が集まる郵便受けポストを今一度確認し、
検討してみてはいかがでしょうか。


郵便受けポストの設置場所だけでもいろいろな問題が発生するのですから、安易な決定は出来ません。

基本的に日々の作業は、住宅内もしくは敷地内で完結出来ることが重要で
道路に出たりすることを極力さけた動線設計を心掛けるべきです。
また、１つ１つの作業が安全で安心出来る環境であることも重要な要素です。

しかし、それぞれの敷地・住宅・家族・生活スタイルなどよって求める機能・デザインは異なりますので
それぞれの方にとって最善エクステリア（外構）デザインを構築することが重要なのです。