打算的同居・・・その心は!? - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

宮原 謙治
霧島住宅株式会社 
工務店

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対象:住宅設計・構造

山崎 壮一
(建築家)

閲覧数順 2017年08月18日更新

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打算的同居・・・その心は!?

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二世帯住宅と三世代同居住宅
■1945年、第二次世界大戦が日本の敗戦によって終結し、アメリカを中心とする連合軍の統治下になって、かっての封建制度は一挙にくずれ、新たなる民主制が庶民に自由をもたらしました。
 それを機会に、日本の家族制度は崩壊し、若者達は親、老人を捨てて自由の世界に飛出したのです。
 所帯は核分裂を起し、大所帯システムから核家族システム、と変わって行き、異なった世代の者の同居(二世帯住宅)はが著しく減少してきました。

■束縛や拘束ばかりでなく、干渉からも解放される自由な家庭生活が求められ、その自由思想が自己中心とした利己的本能を増長させたのす。伝統的な儒教的道徳は退廃し、個人主義な西洋思想が自由主義の美名のもとに利己主義となって氾濫し、それが家庭にまで浸透していきました。

■今迄は、家族とは家系を継ぐことを義務づけられていたが、個人的人権を優先することから子供達は親も家系も捨てて、自分達だけの自由を求めました。
 また止むを得ず老若の二世代が同居する家庭においては、若者達は老人に対する思いやりをなくし、老人虐待の悲劇が多くなりました。

■そのようなことから、親夫婦は、若夫婦に対する信頼感を失ない、若者に期待をする空しさの中から、老後に対する自立更生を決意し、そのため努力を続けたのであります。その結果一般的には、同居生活による家系継承を断念し、自分達夫婦だけの生涯保全を確立したのです。(続く)