歯周病が歯を失う原因だというのはウソである - コラム - 専門家プロファイル

根岸 春
歯・あご・口腔診療科 れいわ医院 院長
埼玉県
歯科医師

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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歯周病が歯を失う原因だというのはウソである

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世界発のコラム

世間では、虫歯を除くと、歯を失う原因は主に歯周病だということになっている。だから歯周病菌を自宅では歯ブラシ、病院では例えばPMTCなるクリーニング処置(10000円くらいはかかる)を行えば歯を守れると啓蒙される。 
確かに効果はある(感じ)のだが、それでもやはり駄目になる歯はだめになる。すると努力が足りないとか、年のせい?とか偶然ということにされる。
効果があるからといってそれが全てではない、という代表例に‘早期発見‘というのがあるがマスコミでの宣伝を含めて類似のパターンを示す。
歯周病が歯を失う原因だという言説に違和を感じる医師は20年以上まえから少なからず存在すると思うが、特に小泉以降に、人間には知らないことはあってはならないという世間的合意がどんどん強まり、けどなんかヘンだよな というモゴモゴは存在するはずも無くなった。よくわからない医師の治療に安心して対価を払うことは出来ないからである。
ここで、突然ですがいきなり結論を言うことにする。
人体に生ずる異常には必ずその人自身の問題が存在する。抵抗力、治癒力等の問題である。たまたま、運悪く悪いものがやって来て悪いトコロができたから病気になったわけではない。悪いトコロを早く発見したってうまくいくとは限らない。
自分が負ける理由の代表が筋の緊張による圧縮である。
歯を支える組織はこれにより、破壊される。菌が増えるのも主に体が負けているためである。
膝の軟骨が減るのも普通の人では年のせいでも使いすぎの為でもない。もちろん痛いのは軟骨が減ったせいではない。治らなくても注射をすればしばらくは効いているので患者は通院を続けるようだ。
原因は、痛いところに存在し、それは菌や骨などの認定しやすいものである。普通は科学的とされるこの考えに正当性はないが、現代を底から支えている。全ては神の御心というのと変わらない。

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