ある居酒屋のチェーン企業です。
オープンして3ヶ月たった店が、まったく思った通りに売上げがとれませんでした。
このままだと不振店になってしまいます。
そこで、意を決して、その企業はオーナーを説得、全く別の業態に挑戦させました。
追加した内装コストは1000万円。
で、どうなったのでしょうか。
最初の1〜2ヶ月は順調に売り上げが伸びたかに見えました。
しかし、開店景気の3ヶ月が過ぎると以前より低くなってしまったのです。
その半年後、赤字に耐え切れなくなってお店を閉めざるを得なくなってしまいました。
今、一般的に居酒屋系店舗の「旬の期間」は3ヶ月だと言われています。
それほど競争は激化しているということです。
その3ヶ月を過ぎると、開店景気ではなく、街が本来持っているポテンシャル(潜在力)で勝負しなければならなくなります。
この居酒屋のチェーン企業はこの点を見誤ったようです。
開店景気を過ぎて売上げが低いなら、この時点で撤退を考えなければならなかったのです。
立地と業態、くれぐれも見誤ってはいけません。
(完)
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