- 井上 岳久
- 戦略PR&マーケティング総合研究所 戦略PRコンサルタント、中小企業診断士
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:広報・PR・IR
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
マーケティングPRを戦略的に実行してみよう!
井上戦略PRコンサルティング事務所http://www.mk-pr.jp/
プロモーションの世界では「広告」「セールスプロモーション」「人的販売」「PR」のことを指して
プロモーションミックスと言います。「PR」は広告とは異なり非人的媒体に記事など無料で掲載して
もらうプロモーション手法ですが、現在、企業内でのポジションは4つの中で最下位です。これは「PR」
を単なるメディアに対する情報発信と捉えているためです。私の推奨するマーケティングPRは単に情報
提供するのではなく、いかにメディアに取り上げてもらえるか、の視点で様々な手法を用いてメディア
に働きかけていきます。この「マーケティングPR」の手法を習得し上手に活用すれば、私の経験では
プロモーションの中で最も効果の高い手法となります。プロモーションの主力として組み立てていった
場合には、最も売上や利益につながっています。
新聞やテレビの広告効果が落ちている話をしましたが、新聞は今、広告出稿料総額が低下しております。
Web媒体に奪われていることが主因と言われています。テレビも2011年に地上波デジタル化が完成し、
多チャンネル化が進んで、キー局が一人勝ちしていた時代は終焉に近づくと騒がれております。どのメ
ディアでも広告効果の地盤沈下は進んでいて、一体、どこに広告を出したら効果があるのか、各企業の
広報担当は模索を続けているところです。
私がプロデューサーとして責任者を務めていた横濱カレーミュージアムでも数年前から、このテーマに
対し試行錯誤を繰り返しておりましたが、最終的にマーケティングPR主体のプロモーション戦略を確立
しました。この効果は絶大で、同館を日本一のフードテーマパーク(延床面積1坪あたりの売上)
になりました。
このようにマーケティングPRを主軸に据えて広告などで補うことが、新時代に適した最新マーケテ
ィング戦略と私は考えます。広告は、お金を使っても必ずしもそれに見合った成果が返ってくるとは限
りません。それに対してマーケティングPRは、元手は低コストで、二次効果、三次効果も見込め、や
り方によっては効果は無限大に広がる優れた武器なのです。
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