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- シェシャドゥリ(福田)育子
- 松戸こころの相談室 メンタルヘルスコンサルタント
- 千葉県
- メンタルヘルスコンサルタント
次の手紙は私が 「家族・地域のきずなを再生する国民運動」の一環として実施された作品コンクールに応募したものです。http://www8.cao.go.jp/shoushi/kizuna/h21contest/h21kekka.html
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良識のある大人の皆様へ
あなたの価値感からかけ離れた服装・言動の若者を見たときに・・・。彼らに「不良」のレッテルを貼る前にお願いがあります。 "あなたが何らかの理由で彼あるいは彼女だったとしたら・・・"
と考えて見て下さいませんか。
眉をひそめる代わりに笑顔で一言声をかけて頂けませんか。返事がなくてもいいのです。「批判していませんよ。」というメッセージが伝わります。 私たちに出来る援助の中で一番効果があるのは「批判しないで 見守ること。温かい声をかけること」です。
学校では友達がいる、成績が良い、あるいは部活で活躍するなど どれかの要素が無いと居心地が良くありません。思春期に入る年齢では家庭の外での居場所が必要になります。彼らの服装・言動は居場所を求めていることから来ているかもしれません。
批判されていないと安心すると何かのきっかけで若者は心を開くかもしれません。建設的に行動するようになるかもしれません。青少年・若者の力になってもらえませんか。
応募動機
未来ある青少年の事件の記事を読む度に、親として、親子関係講座のインストラクター、心理セラピストとして心が痛みます。親、祖父母、教師、近所の大人、誰でも良いから温かいまなざしを注いであげる人がいなかったのだろうかと・・・。被害者のご家族の痛みを思うと言葉もありません。
アドラー心理学に基づく「勇気づけ」インストラクターの講師として事件は防ぐことが出来る、と思います。事件を起こす青少年は、心が傷つき病んでいます。私たち大人は、接し方が分からないこともあります。そのような方々に批判しないで声をかけることで地域での「子育て」を意識して頂くきっかけになるかと思いました。
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