ノンエアコン省エネ住宅自然通気工法の家・その4 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

宮原 謙治
霧島住宅株式会社 
工務店

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対象:住宅設計・構造

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ノンエアコン省エネ住宅自然通気工法の家・その4

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風通しの良いノンエアコン省エネ住宅自然通気工法の家
■床下の地熱利用

 床下の炭を敷いたり、炭塗料を基礎や土台・大引きなどの塗布する住宅があります。
 その動機(目的)は、白蟻退治(白蟻防御)や、床下の空気の調湿効果を上げています。
 また、基礎と土台の間に、ステンレスや樹脂のスペーサーを敷いて、床下換気の効果をPRしている会社もあります。
 いずれも、床下の湿度を高くしないようにする白蟻対策ですね。
 夏に床下の空気の流れが良ければ(メリット)良いほど、冬も良くて今度が寒くてかなわん(デメッツト)という事になりますから、両立させることは難しいですね・・・・。
 そのために、一階床の根太や大引きの間に断熱材を入れて、床下の空気が室内に入らないようにする仕組みになっています。
 すなわち、高断熱化・高気密化です。ここでも、人間が3分間吸わなければ、死んでしまう空気の拒絶です。
夏でも冬でも床下の隙間からから、空気が入ってきては、エアコンの熱効率が悪くなるから、『空気よ。さようなら・・・。』というわけです。
 
1)犬が床下に入って涼を取っている!・・・・
2)神社やお寺さんの建物の周りに溝が掘ってある・・・
3)井戸も水は冬温かい・・・・
4)夏に、外気温度が35度前後でも、床下は27度前後です。これならエアコンは要りませんね。
5)冬に、外気温度がマイナス15度でも、床下は10度前後です。これならストーブを焚いても少しでいけますね。
こうやって見ると、床下はノンエアコン省エネ住宅のエネルギーが一杯です。すなわち、床下は地熱(地殻エネルギー)の宝庫なのです。
  しかし、高温多湿の日本の夏は、湿度が高く床下が湿気やすい・・・・。白蟻駆除という農薬は使いたくない。人間が生きていくのには、新鮮な空気(酸素)が欲しい・・・・
 
困りましたね・・・・・・・・これを、どのようにして解決したのでしょうか? (続く)