“リンゴを食べれば医者いらず” - マッサージ・手技療法全般 - 専門家プロファイル

吉川 祐介
Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア 院長
カイロプラクター

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対象:マッサージ・手技療法

檜垣 暁子
(カイロプラクティック理学士)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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“リンゴを食べれば医者いらず”

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健康雑学
ヨーロッパでは、昔から「リンゴを食べれば医者いらず」といわれているそうです。そのひとつの理由は、リンゴにたくさん含まれる食物繊維"ペクチン"にあるようです。

ペクチンという物質がおなかの健康によいことで注目されています。

ペクチンは、「水溶性食物繊維」に分類される多糖類の一種です。ペクチンは、水をたくさん吸収してゼリーのように固まる性質があります。ジャムがゼリー状になるのもペクチンのおかげで、その性質を使ってゼリーや食品の増粘剤として、よく利用されています。

ペクチンが、大陽で善玉菌のエサになって増殖させることがデンマーク工科大学国立食品研究所(コペンハーゲン)の研究によって明らかにされました。(BMC Microbiologyオンライン版より)

人間はペクチンを消化することができないので、そのまま大陽に届きます。大陽にいる善玉菌は、ペクチンを食べて増えます。また善玉菌が産生する短鎖脂肪酸により、有益な微生物バランスを保つのに理想的なpH状態が作られると考えられています。さらには、善玉菌が腸壁細胞の重要な燃料となるブチレートと呼ばれる物質も産生するということです。


吉川祐介 Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア

出典 http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20100128hk001hk