- 近藤 壯一郎
- 台所計画工房 キッチンスペシャリスト
- 神奈川県
- リフォームコーディネーター
対象:住宅設備
- 松林 宏治
- (住宅設備コーディネーター)
- 松本 秀守
- (住宅設備コーディネーター)
そして、そのような住宅のことは「グリーンハウス」、それを建てる業者は「グリーンビルダー」などと呼ばれています。
そのキッチン版が「グリーンキッチン」です。
緑色のキッチンでも、観葉植物が置かれたキッチンというのでもありませんよ。
キッチンは家中で最も資源を多く使う場所とされていますが、設計の仕方や部材の選び方や使い方などによって環境への負荷を軽減できるというのです。
特にエネルギーを多く使う大型家電製品などが問題ですね。
例えば、冷蔵庫。
アメリカのエネルギー省によると、家庭の電力消費の14%を占めるそうで(日本でも同じくらいでしょう)影響が大きいもののひとつです。
最新の550Lクラスのモデルは、消費電力が10年前のモデルに比べると約47%も少なくなっていますが、さらに、観音開きタイプではなくトップまたはボトムフリーザータイプを選ぶ、アイスディスペンサー付は止めるなどを実行すれば、よりエネルギー消費を少なくできます。
食洗機も同様です。
やはり最新のもっとも省エネのタイプは、10年前のモデルに比べると使用水量は半分以下、消費電力は1/4になりました。
新しくキッチンを作るときは、このような省エネタイプの機器で、しかも自分たちの家族のサイズにあった大きさの製品を選ぶことが大切だというふうに提唱しています。
日本でも同じですね。