- 大塚 嘉一
- 菊地総合法律事務所 代表弁護士
- 弁護士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
18世紀にイギリスで産業革命が起こるまでは、中国が、産業や技術において世界のトップを走っていました。
15世紀初頭には、鄭和が、明の永楽帝の命により、100人以上の船員の操る大型船の船団を組み、遠くアフリカまで遠征しました。ヨーロッパの大航海時代のずっと前です。文句なく当時の世界一の技術です。アメリカ大陸まで達していたのではないかという説まであります。しかし、その後、中国の大型船舶の技術は、消滅します。永楽帝の後の皇帝は、海外渡航を禁じたり、巨大船舶を造ることを禁じたからです。船舶だけではなく、その他の技術においても、中国は停滞することになります。その後の、世界の歴史は、周知のとおりです。ついには、アヘン戦争で敗北を余儀なくされました。
永楽帝なきあとの皇帝の功罪については、現在、議論が可能です。歴史が、記録してくれたからです。
日本が世界に誇るスーパーコンピューターの予算を要らないと言ったのは誰でしょう。政府に、その氏名の公表を求めます。現代日本の「造船を禁じた皇帝」の本名を。
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- 大塚 嘉一
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- 菊地総合法律事務所 代表弁護士
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