キッチンのデザインスタイル(1) - 住宅設備全般 - 専門家プロファイル

近藤 壯一郎
台所計画工房 キッチンスペシャリスト
神奈川県
リフォームコーディネーター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅設備

福本 陽一
福本 陽一
(住宅設備コーディネーター)
大原 勤
大原 勤
(インテリアデザイナー)
松林 宏治
(住宅設備コーディネーター)
松本 秀守
(住宅設備コーディネーター)

閲覧数順 2024年06月22日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

キッチンのデザインスタイル(1)

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 住宅設備
  3. 住宅設備全般
たかがキッチン、されどキッチン キッチンはオーダーメイドが当たり前
今回からキッチンのデザインスタイルについて書いていきます。



ところで、日本では「キッチン」は「設備機器」の一つとして扱われていますね。



ユニットバスやトイレ、洗面化粧台などと同じカテゴリーです。



「キッチン」もシンク、コンロ、天板、戸棚などが一つになっている「製品」として、水道などの設備と絡むことから「住宅設備機器」だというわけです。



日本の住設機器は建材と同じように、下請け→メーカー→問屋→建築業者→消費者、といった日本独特の流通形態で供給されますが、そのルートに乗らないとスムーズに販売することが難しいということで「ステンレス流し台」の時代から「システムキッチン」の時代になっても変わらずにそういうことになっているのです。






一方、欧米キッチン先進国での「キッチン」は、「家具」のカテゴリーに属します。



正確に言うと、キッチンの収納ユニットのことになりますが、Kitchen Furniture 、Kitchen Cabinet などと言われています。



そしてそれらを作って消費者に提供しているのはキッチン用収納ユニット専門の木工の家具工場(もちろん規模の大小はあります)なのです。



というわけで、「キッチン」は家具の一つということから、そのデザインスタイルが家具様式を取り入れたものになるのは当然のことでした。



次回からどんなデザインスタイルがあるのか見ていきましょう。