独立・起業と新規事業を確実に成功させる方法:その3 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

主藤 孝司
株式会社パスメディア 
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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独立・起業と新規事業を確実に成功させる方法:その3

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誰も知らない、独立・起業を成功させる本当のお話 独立起業をする前に・・・
さて、お待たせしました。

前回の続きである「起業前にヒアリングすること以上に強力な成功ノウハウ」のお話です。
ビジネスを進めていく上で最も理想的な方法でもあります。

それは・・・

「商品を作る前に先に売ってしまう」

ということです。

これも成功している起業家の多くが経験している共通点です。

あるコンセプトでもって商品やサービスが既にあると想定し、営業活動を行い、売れた段階で後からそれら商品やサービスを製作、構築し、提供するという方法です。
もちろん、必ず提供できる商品やサービスでなければ、これは詐欺になりますので注意してください。
しかしながら、この方法であれば100%売れます。

なぜなら、既に相手は必要だと判断して購入までしてしまっている商品だからです。

この「作る前に売る」というテクニックについては、拙著「お金がないから成功できる”波乗り経営”」(フォレスト出版)に詳しく書いておりますので、ご興味がある方はごらんください。

いろいろ述べましたが、いずれにしても市場のニーズをまずは把握し、それを提供できる(取引を行える)にふさわしい自社や商品、サービスを構築していくことが不可欠になります。

現実的に、相手企業も自社にとってふさわしくプラスになる取引であれば、規模の大小や社歴の長短にかかわらず取引は行われます。また、相手のビジネス上、不可欠なサービスなどであれば、当然対等な契約を提案してくるでしょう。

なぜなら、その取引が実現しないことが、相手の企業にとっても不利益になるからです。

逆に考えれば、相手の企業にとって取引しないことが不利益になるくらいの商品やサービスを提供することが、まずは求めらる、ということになります。

まずは自社または自社商品、自社サービスのサービスレベルや品質を上げていくことで、取引したい企業から一目置かれる存在に、自分自身がまずは成長しなければいけない、ということになります。

逆に考えると、これら市場のニーズに合わせた商品やサービスの提供を行わず、また自身の成長を行わずして、テクニックのみで契約締結を有利に運んだとしても、後からいろいろなほころびがでてしまい、結果的に相手からの信頼を失ったり期待を裏切ることになってしまいます。

これは営業やマーケティング、販売などの場面でも同様です。

しかし、昨今はやっているマーケティングやセールスのテクニックには、大きな落とし穴があります。
次回はその「落とし穴」について見ていきましょう。

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主藤孝司