- 中村 泰彦
- 有限会社ワイ・エー・エス 代表取締役
- 東京都
- 研修講師
対象:人材育成
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今日も続いて脳科学に関する記事です。
■ 今月の『ゲンキノミナモト』〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
・・・・自分の脳を知っていますか?「4色の脳を使う(2)」
前回、『エマジェネティックス(以下「EG」と略します)』で
活用している分類方法をご紹介しました。
右半分が「右脳型(直感的)」左半分が「左脳型(理論型)」という
考え方に加えて、
上半分が「抽象型」、下半分が「具象型」という分け方です。
簡単におさらいしますと、
EGでは上下左右を組み合わせを、以下の「4分類(4色)」に分けて
考えています。
●抽象的で理論的な部分(青 分析型と呼んでいます)
●具象的で理論的な部分(緑 ディテール型 〃 )
●具象的で直観的な部分(赤 社交型 〃 )
●抽象的で直観的な部分(黄 コンセプト型 〃 )
この4つで≪利き脳を分析する≫のが、エマジェネティックスです。
ビジュアルにするとこんな感じです
↓ ↓ ↓
http://k.d.combzmail.jp/t/3b10/80poqjx00f7tbw1ve2
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例えば、「商談」で考えてみると。。。
私たちは無意識のうちに、【自分の利き脳を使って】話を進めています。
よって、自分と同じ(傾向の)利き脳の人には、自分のやり方がアピール
するかもしれませんが、利き脳が全く違う場合は会話が噛み合わなかった
りする訳です。
つまり、自分の利き脳が「黄(コンセプト型)」の場合、イメージの話や
例え話、感覚的な判断が多かったり、次々と発想が湧き出て、話題が飛ん
だりする可能性があります。
この様なアプローチを受けた相手の利き脳が「緑(ディテール型)」の
場合、「話に一貫性がない。詳細はどうなっているか?話を順序だてて
欲しい‥。」
こんな反応が考えられるわけです。
当然に会話が噛み合うわけがありません
このように商談シーンなどでは、
目の前の相手の発する言葉や、書いているメモなどをヒントにして、
≪相手の利き脳を察して、そこに合わせて自分の脳を使っていく≫
そうして相手に最も伝わりやすいアプローチができる訳です。
このようにEGは、単なる分析ツールでなく、
普段無意識に行っている思考回路を「意識的に」行い、ビジネスシーンや
日常のコミュニケーションに活用できるのが特徴です。
これが、「4色の脳を使う」ということです。
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これはYASの公式メールマガジンの抜粋です。
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