胸郭出口症候群(TOS)とは Part3 - マッサージ・手技療法全般 - 専門家プロファイル

陽開カイロプラクティック 
カイロプラクター
045-981-4431
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:マッサージ・手技療法

檜垣 暁子
(カイロプラクティック理学士)

閲覧数順 2024年04月23日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

胸郭出口症候群(TOS)とは Part3

- good

  1. 心と体・医療健康
  2. マッサージ・手技療法
  3. マッサージ・手技療法全般
カイロプラクティック 頭・首・肩の問題
前回の続きで、 今回は胸郭出口症候群をカイロプラクティックの視点でご説明しましょう。

まず症状に関しては、 西洋医学的には圧迫的要因と説明していますが、カイロプラクティックでは機能的異常と言う観点からもみますので、機能的要因の両面が関係します。

まず、圧迫的要因に関して、動静脈の圧迫と神経の圧迫があり、症状から圧迫が影響しているかを推測することができます。

脈の拍動の減少や消失、圧迫を受けた血管領域のチアノーゼや体温低下などの場合は、明らかに血管の圧迫が影響していると思われます。また、神経の圧迫の場合は、知覚鈍麻や運動神経麻痺が起こるでしょう。
(ただし、シビレや痛みは圧迫によるものではありません。これは、機能的異常が絡みますので、次回説明しましょう。)

圧迫による症状の場合、整形外科ではおそらく圧迫を起こしている筋肉や骨を切除するような手術を行うとおもわれますが、カイロプラクティックでは、圧迫は結果であって原因ではないと考えます。

筋肉による圧迫があったならば、 筋肉が過緊張を起こしている原因があるわけです。
先天的骨異常に関しても、 症状が出始めたのが生まれつきでないならば、 骨異常はあくまで素因の一つで、 姿勢的変化や骨格バランスの変化の結果として圧迫が生じるようになったと考えます。そして、そのようなバランスの変化が生じた本質的原因が別にあります。

結果を見るか、原因をみるか、西洋医学とカイロプラクティックの視点の違いが見えてきますよね。

次回に続く。

山中英司

治療院のホームページ http://www.hikaichiro.com/
私のブログ http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
治療院のブログ http://hikaichiro.blog73.fc2.com/
治療院外活動ホームページ http://jocoso.jp/hikaichiro/

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(カイロプラクター)
陽開カイロプラクティック 

「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります

臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。

045-981-4431
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「カイロプラクティック」のコラム