ストッグデールの逆説 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

最上 雄太
株式会社イデアス 取締役CEO
東京都
ビジネススキル講師

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対象:人材育成

閲覧数順 2016年12月07日更新

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ストッグデールの逆説

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セルフコンセプト・コラム モチベーションとは何か?
モチベーションにおける<動因
誘引>について

人の生死にも関わる話として以下のような話があります。

この話は、"ストッグデールの逆説"と呼ばれています。



著書『ビジョナリーカンバニー』で有名な

ジェームズ・C・コリンズが『ビジョナリーカンパニー2』 の中で語る

ベトナム戦争捕虜となった将軍・ストッグデールの、

生き残りのモチベーションの話です。


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 ベトナム戦争の最盛期に捕虜となったアメリカのストックデール
 将軍は、二十回以上にわたって拷問を受け、いつ釈放されるのか、
 生きて帰れるのかすらわからないまま八年間の捕虜生活を送った。
 
 彼は、その捕虜の中で責任者の地位を引き受けた。できるだけ多
 くのアメリカ人捕虜が生き残れる状況を作ろうと、彼は収容所側
 に見つからないように抵抗していた。もし、見つかればさらに拷
 問を受け、殺される可能性もある中で、「厚遇されている捕虜」
 として報道されることのないよう、自分の顔を傷つけた・・
 
 〜中略〜
 
 そして、最後には釈放されて、生きて帰国することができた。

 筆者のジェームズ・コリンズが、いまだ拷問の傷が残るストックデール
 にたずねた。

 「生きて帰れるかどうかがわからない中、なぜ苦境に対処できたのですか?」

 すると、ストックデールは、

 「私は最後まで生きて帰るという結末に確信を失うことはなかった」
 
 と答えた。


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敵の拷問に耐えられなかったのは、『楽観主義者』達だったと、
ストッグデールは語りました。



なんとかなるだろう。

いずれ開放されるだろう。



将来に対する漠然とした期待にすがる者たちは

捕虜期間が長期化し、拷問がいつまで続くかわからないという

極限状態で希望を失い、次々と死んでいったとのことです。



「生きて帰るという結末に確信を失うことはなかった」 

と語るように

【将来の状態】を鮮明に描くことが、生き残るための

強いモチベーションになったのです。


いかがでしょう?




その人に必要なマインドを引き出し、「ぶれない軸」を作ります
株式会社イデアス 取締役CEO/研修講師 最上雄太