- 渡辺 行雄
- 株式会社リアルビジョン 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
-
098-860-8350
対象:家計・ライフプラン
家計相談をされる方の多くが毎月貯蓄が思うようにできなくて、将来が不安だと言います。
ご相談されるとおり毎月しっかりと貯蓄をして、将来のライフイベント、あるいは突発的な家計支出に備えておくことはとても大切です。
では、毎月確実に貯蓄をするためにも、家計支出を見直す場合のポイントはどこにあるのでしょうか?
答えは、とても簡単なことです。
毎月の収入−貯蓄(積み立て)=毎月の生活費
となります。
よって、給与振込日に給与天引きで毎月積み立てていただき、残ったお金の範囲内で毎月のやりくりだけに専念していただければそれだけで十分です。
毎月の家計支出のうち、食費に何%、住居費用に何%など、ある程度の目安はありますが、食べることが好きなご家庭でしたら、食費のウエイトが高くなりますし、お子様の教育資金のウエイトが高いご家庭もあると思われますが、それはそれで結構です。
もっとも大事なことは、給与から確実の貯蓄にお金が充当されて、残った給料の範囲内で毎月のやりくりができるかどうかという点です。
ここでポイントは毎月のやりくりでは賄えない月が必ずあります。
そのようなときはボーナス収入の一部を取り崩すようにします。
ボーナス収入のとらえ方につきましては、基本的にはあてにしない。
よって、ボーナス収入の一部を貯蓄に充てなくて結構です。
ボーナス収入につきましては、毎月の家計を補う程度にしていただき、残った分は家族旅行などのライフイベント資金に充てていただいても構いません。
これからはボーナス収入はますますあてに出来なくなっていきますので、毎月の積み立てはあくまでも毎月の収入の中から充てるようにしてください。
給与天引きで毎月積立をはじめると、本来ならばあるはずのお金が残っていないため、家計管理をしていくうえでやりくりがたいへんになりますが、ここを乗り切れるかどうかかポイントです。
頑張ってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸です。
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- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
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