廃棄物処理政策に関して検討されている論点(4) - 企業法務全般 - 専門家プロファイル

尾上 雅典
行政書士エース環境法務事務所 
大阪府
行政書士

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対象:企業法務

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廃棄物処理政策に関して検討されている論点(4)

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法令改正 2010年 廃棄物処理法改正

取締強化が進行中の不法投棄対策




 最近、マニフェストを発行しなかった排出事業者の書類送検など、廃棄物処理法に関する取締が厳しくなっていることを実感しています。

 取締が厳しくなったせいかどうかはわかりませんが、各地の産業廃棄物協会では、紙マニフェストの発行件数が増えているそうです。

 電子マニフェストが普及する一方で、紙マニフェストの発行件数が増えていますので、今までマニフェストを発行していなかった排出事業者が、慌てて自社でマニフェストを発行するようになったと考えるべきでしょう。


 行政と警察の双方が取締を強化しているのは、疑いようの無い現実です。

 この動きをさらに加速しようと 
 中央環境審議会 廃棄物・リサイクル部会 廃棄物処理制度専門員会において、「不法投棄対策の強化・徹底」に関して、以下の5点に関して具体的な検討が行われました。
・監視を強化するべき
 自治体による監視のみならず、衛星や自治体・警察OBを活用した、より効率的で密度の高い監視網を形成していくべきではないか
・罰則をもっと強化するべき
・立入検査の可能な場所を拡大するべき
・運搬車両・船舶、不適正処理が行われた土地の所有者の土地・建物
・措置命令を拡充するべき
 収集運搬や保管基準の違反も、措置命令の対象にするべき


 次回のコラムでは、上記の検討課題を具体的に解説していきます。


 
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 著書 「最新産廃処理の基本と仕組みがよ〜くわかる本」