そもそも「先進医療ってなに?」と思っておられる方も多いのではないでしょうか?簡単に書けば「大学病院等が実施している先端的な医療の内、未だ公的医療保険の対象にはならないのだけれども、保険を適用すべきかどうか検討中である医療行為」の事です。
良く耳にする先進医療に「がんの粒子線治療」と言う物があります。がんを切除せずに治療する方法で身体への負担が少ない治療方法の1つです。先進医療は患者側の負担が大きい上に公的医療保険の対象外であり技術料は全額自己負担です。
その負担を少しでも少なくし受けやすくする為に、先進医療特約付きの医療保険が最近、増えてきていると言えます。
最近の傾向で保険営業員が猫も杓子も「先進医療」と言ってお客様に保険の切り替えを勧めている様ですが、実際、私の経験上から言いますと先進医療を受けて医療保険から給付金を受け取るケースは低いと言えます。
以下に厚生労働省の調査結果(平成18年7月からの1年間)を掲載しますが日本で約14000人以上が先進医療を受けた内、癌のケースの様に100万円以上の費用がかかった件数は約1割以下と少なくなっています。
今一度、勧められるまま加入するのでは無く、自分自身に本当に合っている保険は何かを考え加入される事をくれぐれもお薦め致します。
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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