- 青松 敬明
- ビジネスナビゲーター
- ビジネスコーチ
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
今から考えてみれば、この部署名、一体全体何のことやらまったく分からない。
総合商社という、ほとんど一般の消費者と接することもなく、決まった相手との取引がほとんどの業界であればそれで構わないのかもしれないが、そもそも、「第三部」と「第一部」や「第二部」の違いは何なのだろう?
自動車部門にいたっては、「自動車一部」から「自動車十一部」まであって、多分、自動車部門の社員でも違いが分かっていなかったに違いない。
実際のところ、大会社においての部署名は、他社に分かり易くするというよりは、自社内での分類に過ぎないのだろう。
しかし、部署の名前は、名刺の上に書かれたり、電話するときに名乗ったりする以上、できるだけ他人に分かり易いものにしておくべきではないかと思うのである。
そうでないと、初対面を制する確率が落ちるような気がするのである。(参照:「初対面を制す」)